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第18回 柔道整復師国家試験 【柔道整復理論】

問題 1  骨折で正しい組合せはどれか。
1.肘頭骨折 -螺旋状骨折
2.肋骨骨折 -圧迫骨折
3.ローランド (Roland)骨折 -単数骨折
4.マルゲーニュ (Malgaigne)骨折 -垂直重複骨折
 
問題 2  胸鎖関節脱臼で正しいのはどれか。
1.上方脱臼が多い。
2.鎖骨近位端骨折と外観が類似する。
3.受傷時に肩関節の機能障害は認められない。
4.変形を残すことはまれである。
 
問題 3 小児の骨折で、偽関節発生頻度が高いのはどれか。
1.上腕骨顆上骨折
2.モンテギア (Monteggia)骨折
3.上腕骨外顆骨折
4.上腕骨遠位骨端離開
 
問題 4 外傷性腕神経叢麻痺で誤っているのはどれか。
1.オートパイによる交通事故で起こりやすい。
2.ホルネル徴候は下位損傷で生じる。
3.弛緩性麻痺がみられる。
4.節前損傷は予後良好である。
 
問題 5   橈骨遠位端骨折の合併症でないのはどれか。
1.ズデック骨萎縮
2.手根管症候群
3.マーデルング (Madelung)変形
4.長母指伸筋腱断裂
 
問題 6 フォルクマン (Volkmann)拘縮による手の変形はどれか。

 
問題 7  ゴルフによる肋骨疲労骨折で正しいのはどれか。
1.利き手側の肋骨に起こりやすい。
2.1肋骨に起こりやすい。
3.肋骨結節と肋骨角との間で発生することが多い。
4.骨折部は胸郭外方凸の変形が認められる。
 
問題 8  定型的鎖骨骨折で遠位骨片の転位に関与するのはどれか。
1.大胸筋
2.胸鎖乳突筋
3.三角筋
4.肩甲下筋
 
問題 9  反復性肩関節脱臼の要因で誤っているのはどれか。
1.初回脱臼年齢は中年以降である。
2.初回脱臼時の固定期間が短い。
3.関節窩前下縁に骨折がある。
4.上腕骨頭の後外側部に骨欠損がある。
 
問題 10 上腕二頭筋長頭腱断裂で誤っているのはどれか。
1.壮年期の肉体労働者に多い。
2.突然の強い伸張力で発生することが多い。
3.著しい ADL障害が残る。
4.筋腹の膨隆は正常よりも末梢部にみられる。
 
問題 11 上腕骨近位端部骨折で正しいのはどれか。
1.骨頭骨折は骨癒合が良好である。
2.解剖頚骨折は肩関節内転・屈曲位固定する。
3.骨頭骨折は初期から関節運動を行わせる。
4.解剖頚骨折は関節内血腫が著明である。
 
問題 12  野球肘で起こりにくいのはどれか。
1.上腕骨内側上顆炎
2.内側側副靭帯断裂
3.外側側副靭帯断裂
4.離断性骨軟骨炎
 
問題 13  後骨間神経麻痺の症状はどれか。
1.示指指腹部の感覚障害
2.手背橈側部の感覚障害
3.母指の伸展運動障害
4.小指の外転運動障害
 
問題 14  上腕骨外顆骨折で正しいのはどれか。
1.内反力でプルオフ (pull off)損傷が発生する。
2.ソルター -ハリス分類では V型が多い。
3.内反肘を生じやすい。
4.橈骨神経麻痺を起こす。
 
問題 15 上腕骨顆上伸展型骨折で正しいのはどれか。
1.骨折線は後下方から前上方に走る。
2.遠位骨片が近位端の後上方に転位する。
3.肘関節前方脱臼と外観が類似する。
4.前腕回外位で固定する。
 
問題 16 上腕骨内側上顆骨折で誤っているのはどれか。
1.前腕屈筋群によって骨片は転位する。
2.骨片が関節内に介在する場合は観血療法の適応となる。
3.肘関節脱臼に合併することがある。
4.関節包内骨折である。
 
問題 17 遠位橈尺関節脱臼で誤っているのはどれか。
1.橈骨遠位端部の骨折に合併する。
2.背側脱臼では尺骨頭が掌側に転位する。
3.掌側脱臼では前腕回外位をとる。
4.離開では手関節部の横径が増大する。
 
問題 18 デュピュイトラン (Dupuytren)拘縮で誤っているのはどれか。
1.男性に多い。
2.母指に好発する。
3.MPPIP 関節の屈曲拘縮がみられる。
4.手掌腱膜に結節がみられる。
 
問題 19 モンテギア (Monteggia)骨折で正しいのはどれか。
1.屈曲型の発生頻度が高い。
2.伸展型は整復が比較的容易である。
3.屈曲型は前方凸変型を呈する。
4.伸展型は肘関節鋭角屈曲位、回外位で固定する。
 
問題 20 円回内筋付着部から遠位の橈尺両骨骨幹部骨折で正しいのはどれか。
1.介達外力によるものは横骨折になりやすい。
2.骨癒合は比較的良好である。
3.幼児であっても若木骨折となるのはまれである。
4.前腕中間位で固定する。
 
問題 21  スミス (Smith)骨折で正しいのはどれか。
1.橈骨遠位端部に掌側凸の力が働いて骨折する。
2.遠位骨片は尺側転位を呈する。
3.橈骨動脈損傷に注意して整復する。
4.前腕回内位で固定する。
 
問題 22 手の舟状骨骨折で正しいのはどれか。
1.舟状骨結節部の骨折が多くみられる。
2.手根部橈側掌面への直達外力によるものが多い。
3.近位告部の骨折では遠位骨片への血液供給が絶たれやすい。
4.母指は IP関節の手前まで固定する。
 
問題 23 中手骨頚部骨折で正しいのはどれか。
1.2中手骨に好発する。
2.手を握らせると患指骨頭が欠損してみえる。
3.MP関節は伸展位で固定する。
4.固定期間は 8週間である。
 
問題 24 掌側凸の変形をきたす骨折はどれか。 2つ選べ。
1.中手骨骨幹部横骨折
2.中手骨頚部骨折
3.基節骨骨幹部骨折
4.中節骨遠位骨折
 
問題 25  脱臼と症状との組合せで誤っているのはどれか。
1.肩鎖関節上方脱臼 -ピアノキー症状
2.肩関節関節窩下脱臼 -モーレンハイム窩の消失
3.肘関節後方脱臼 -肘関節屈曲位の弾発性固定
4.近位指節間関節背側脱臼 -基節骨骨頭の掌側凸変形
 
問題 26  デュベルニー (Duverney)骨折で誤っているのはどれか。
1.側方からの直達外力で発生する。
2.腸骨稜から前腸骨棘に骨折線が走る。
3.患肢で起立すると局所に激痛がある。
4.転子果長は延長する。
 
問題 27 外傷性股関節後方脱臼で誤っているのはどれか。
1.骨折を合併することが多い。
2.股関節は屈曲・外転・外旋位に弾発性固定される。
3.コッヘル法で整復する。
4.骨頭壊死の発生に留意する。
 
問題 28 尻上がり現象に関与する筋はどれか。
1.内側広筋
2.外側広筋
3.大腿直筋
4.中間広筋
 
問題 29  膝蓋骨骨折で正しいのはどれか。
1.縦骨折は介達外力によるものが多い。
2.裂離骨折が多い。
3.開放骨折が多い。
4.分裂膝蓋骨との鑑別が必要である。
 
問題 30  骨折の原因で誤っている組合せはどれか。
1.脛骨顆部両頼骨折 -高所からの転落
2.脛骨顆間隆起骨折 -膝蓋腱の牽引力
3.脛骨粗面骨折 -大腿四頭筋の牽引力
4.腓骨単独骨折 -大腿二頭筋の牽引力
 
問題 31 下腿骨骨幹部骨折で誤っている組合せはどれか。
1.変形治癒 -斜骨折
2.関節拘縮 -長期固定
3.遷延治癒 -上・中 1/3境界部
4.筋萎縮 -長期免荷
 
問題 32 施術に際しての評価で正しいのはどれか。 2つ選べ。
1.初期評価で治癒までの治療プログラムを設定する。
2.中間評価で回復の限界を判定する。
3.中間評価は繰り返し行う。
4.最終評価で業務範囲であるか否かを判定する。
 
問題 33 骨折の持続牽引整復法で誤っているのはどれか。
1.管理が容易である。
2.骨折部に対する固定力を期待できる。
3.屈曲転位に対する矯正力がある。
4.牽引には重錘が用いられる。
 
問題 34  RICE処置で Iの目的はどれか。
1.積極的な自動運動を行わせる。
2.損傷組織周囲の細胞の代謝を下げる。
3.重力作用によって浮腫発生を抑える。
4.損傷した患部の安静をはかる。
 
問題 35 初期固定を良肢位としないのはどれか。
1.肘頭完全骨折
2.手指基節骨骨幹部骨折
3.脛骨骨幹部骨折
4.脛骨果部骨折
 
問題 36  1 8歳の男性。長距離陸上選手。最近 20分ほどのランニングで左大腿部から下腿後面、 足先までしびれ感を感じるようになり来所した。腰部に自発痛と運動痛は認めない。坐骨結節と大転子を結ぶ線のほぼ中央部に圧痛を認める。股関節を屈曲、内旋すると下肢後面への放散痛が再現される。下肢の筋力低下、深部腱反射の異常は認めない。
考えられるのはどれか。
1.梨状筋症候群
2.腰部脊柱管狭窄症
3.足根管症候群
4.弾発股
 
問題 37  7歳の女児。跳び箱の着地に失敗して右肩を強打した。単純エックス線写真 (No .1)を示す。

正しいのはどれか。
 
1.観血的整復が必要である。
2.リング固定をする。
3.側臥位で就寝させるよう指導する。
4.固定期間を 8週間とする。
 
問題 38    35歳の男性。柔道の初心者。 3か月前、練習中に右肘に痛みを感じた。当初から肘部に目立った腫脹はないが、本を回内位で持ち上げる動作やタオルを絞る動作で痛みが増強する。圧痛部位の写真 (No .2A)と単純エックス線写真 (No . 2B)とを示す。圧痛部位を矢印で示す。

疑われるのはどれか。
 
1.肘部異所性骨化
2.上腕骨外顆骨折
3.上腕骨外側上顆炎
4.外側側副靭帯損傷
 
問題 39  46歳の男性。大工。半年前から仕事後に右手関節の違和感を覚えていた。 1か月前から右手関節の底痛が出現した。運動制限もないので放置していた。現在、軽度の腫脹と運動痛があり、手関節の運動制限と握力の低下がみられる。圧痛部を ×印で示す。
考えられるのはどれか。

 
1.三角線維軟骨複合損傷
2.舟状骨骨折
3.ド・ケルバン (de Quervain)
4.キーンベック (Kienböck)
 
問題 40  22 歳の男性。ボクシング練習中にパンチをブロックされ、右手母指の外転が強制された。単純エックス線検査で第 1中手骨基部に骨折がみられた。掌尺側にある近位小骨片は大菱形骨と正常な位置関係を保っていたが、遠位骨片は内転変形を呈していた。本骨折は整復後の再転位を生じやすい。
その原因として関与する筋はどれか。
 
1.母指内転筋
2.母指対立筋
3.長母指外転筋
4.長母指伸筋
 
問題 41  40歳の男性。火事で逃げ場がなくなり 2階の窓から道路へ飛び降りた。起こりやすいのはどれか。 2つ選べ。
1.12胸椎圧迫骨折
2.4腰椎圧迫骨折
3.大腿骨骨幹部骨折
4.踵骨骨折
 
問題 42  50歳の男性。トラックの荷台から飛び降りた際、右足首に後方から強い衝撃を受けたように感じた。その後、歩行困難となり来所した。爪先歩行不能。触診でアキレス腫部に陥凹を認めるが圧痛は軽度である。
適切な徒手検査はどれか。
1.トンプソンテスト
2.トムゼンテスト
3.ラックマンテスト
4.トーマステスト
 
問題 43  20歳の男性。柔道の試合で右下腿前面を蹴られた。試合終了後、同部に腫脹と痛みがあり、アイシングを行った。歩行が可能であったので帰宅したが、夜間に疼痛が増強したため来所した。他動的に足関節を屈曲させると激痛を伴い、水疱形成をみる。足の母指と第 2指聞の背側に感覚障害をきたしている。脛骨に限局した圧痛や末梢動脈の拍動消失はみられない。考えられるのはどれか。
1.脛骨骨折
2.前脛骨筋症候群
3.長腓骨筋損傷
4.シンスプリント
 
問題 44    20歳の男性。サッカーの試合中、足関節を内がえしにねじり負傷したため来所した。腓骨外果と第 5中足骨底を結ぶ線の中点からやや遠位内側にかけて限局性の腫脹と圧痛とがみられた。軋轢音は認めない。足関節の前方引き出しと内外転の動揺性はみられない。考えられる損傷はどれか。
 
1.前距腓靭帯損傷
2.二分靭帯損傷
3.前距腓靭帯損傷
4.踵腓靭帯損傷
 
問題 45  62歳の男性。 6か月前から 400500 m歩くと右下肢に痛みとしびれが生じたため来所した。柔道整復師は次のような面接を行った。
柔道整復師「どのような痛みですか。」
患者「膝の辺りが痛くなり、足があがらなくなるんです。」
柔道整復師「歩くとき以外は起こりませんか。」
患者「はい。」
柔道整復師「立ち止まると楽になるのですね。」
患者「はい。」
柔道整復師「すぐに痛みはなくなるのですか。」
患者「いいえ。」
柔道整復師「 1分くらいかかりますか。」
患者「はい。」
この医療面接から読み取れるのはどれか。
 
1.患者の訴えを充分に引き出している。
2.聞かれた質問が多く使われている。
3.一方的な施術者と患者との面接になっている。
4.多くの情報が得られる面接である。
 

柔道整復師国家試験 第18回 柔道整復理論 解答

問題1 
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問題17 
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問題19 
問題20 
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問題28 
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問題30 
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問題32 
問題33 
問題34 
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問題36 
問題37 
問題38 
問題39 
問題40 
問題41 
問題42 
問題43 
問題44 
問題45 

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