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第2回 柔道整復師国家試験 【柔道整復理論】

問題1 正しい組み合わせはどれか。
1.複数骨折-1本の骨が2か所で骨折したもの。
2.重複骨折-2本以上の骨が同時に骨折したもの。
3.複合骨折-近接部位に脱臼を伴って骨折したもの。
4.雑骨折-皮下骨折であって骨折部が粉砕したもの。
 
問題2 軋轢音を触知しやすい骨折はどれか。
1.異常可動性の存在しない骨折。
2.骨折端間が離解している骨折。
3.骨折端間に軟部組織の介在する骨折。
4.骨折端間が接触している完全骨折。
 
問題3 グルト(Gurlt)の骨癒合日数で誤っているのはどれか。
1.脛骨-4週間
2.大腿骨頚部-12週間
3.橈骨-5週間
4.上腕骨-6週間
 
問題4 骨折の合併症と原因との組み合わせで誤っているのはどれか。
1.フォルクマン拘縮-前腕筋の阻血
2.ズデック骨萎縮-四肢末梢部の骨折
3.無腐性骨壊死-栄養血管の遮断
4.関節拘縮-骨面の癒着
 
問題5 関節内骨折でないのはどれか。
1.ガレアッチ(Galeazzi)骨折
2.背側バートン(Barton)骨折
3.掌側バートン(Barton)骨折
4.ショーファー(Chauffeur)骨折
 
問題6 スナッフボックス(Snuff box)の圧痛が著明な外傷はどれか。
1.舟状骨骨折
2.尺骨茎状突起骨折
3.豆状骨骨折
4.三角骨骨折
 
問題7 誤っている組み合わせはどれか。
1.第1中手骨基底部骨折-ローランド(Roland)骨折
2.橈骨下端部骨折-コーレス(Colles)骨折
3.尺骨下端部骨折-バートン(Barton)骨折
4.骨盤骨折-マルゲーヌ骨折(Malgaigne)骨折
 
問題8 小児骨折について正しいのはどれか。
1.年齢が高くなるほど骨癒合が早い。
2.成人より不全骨折の比率が低い。
3.変形の自家矯正力が旺盛である。
4.骨端線部の骨折は成長障害のおそれがない。
 
問題9 肩甲骨骨折について誤っているのはどれか。
1.直達外力が多い。
2.上角骨折では上骨片が上内方に転位する。
3.上肢を内転位に保持する。
4.体部骨折は縦骨折が多い。
 
問題10 肋骨骨折について誤っているのはどれか。
1.幼児の骨折はまれである。
2.骨折部の変形は著明に現れる。
3.介達痛を認める。
4.深呼吸によって疼痛が増大する。
 
問題11 胸骨骨折について誤っているのはどれか。
1.後傾姿勢をとる。
2.両肩を前内方にすぼめる。
3.腹式呼吸を行う。
4.直達外力によって発生する。
 
問題12 上腕骨顆上骨折について誤っているのはどれか。
1.伸展型骨折の末梢骨片は後上方に転位する。
2.屈曲型骨折は肘関節後方脱臼と外観が類似する。
3.肘頭はヒューター線上にある。
4.内反肘を後遺することが多い。
 
問題13 上腕骨上端部の結節下骨折でないのはどれか。
1.解剖頚骨折
2.結節貫通骨折
3.大結節単独骨折
4.外科頚骨折
 
問題14 コーレス(Colles)骨折の末梢骨片転位で誤っているのはどれか。
1.背側転位
2.長軸短縮転位
3.回外転位
4.尺側転位
 
問題15 ベンネット(Bennett)骨折について誤っているのはどれか。
1.末梢骨片は橈側に転位する。
2.母指は内転位をとる。
3.第1中手骨骨頭部骨折である。
4.関節内骨折で再転位を起こしやすい。
 
問題16 手の舟状骨骨折の好発部位はどれか。
1.遠位1/3部
2.中央1/3部
3.近位1/3部
4.結節部
 
問題17 膝蓋骨骨折について正しいのはどれか。
1.介達外力による場合は大腿四頭筋の急激な収縮で発生する。
2.筋の収縮によって中央より上部で発生する。
3.腱膜下骨折では膝の伸展は著しく障害される。
4.筋の収縮による場合は縦骨折が多い。
 
問題18 足根骨骨折について誤っているのはどれか。
1.距骨骨折は壊死を生じやすい。
2.踵骨骨折ではベーラー角が減少する。
3.踵骨骨折では偏平足変形を残しやすい。
4.アキレス腱の牽引により距骨骨折が起こる。
 
問題19 偽関節の発生原因でないのはどれか。
1.骨折部に働く剪力や屈曲力
2.骨折端間に軟部組織の介在
3.骨折端間が噛合したもの
4.血行不良部での骨折
 
問題20 誤っているのはどれか。
1.肘頭骨折では肘関節の伸展力が著明に低下する。
2.前腕両骨骨幹部骨折(円回内筋付着部より上位の骨折)の末梢骨片は回内転位をとる。
3.ガレアッチ(Galeazzi)骨折は尺骨骨幹部骨折に遠位橈尺関節脱臼を合併したものをいう。
4.モンテギア(Monteggia)骨折は尺骨骨幹部骨折に橈骨頭の脱臼を合併したものをいう。
 
問題21 正しいのはどれか。
1.外傷性脱臼は幼少年に多い。
2.単純脱臼の場合は翌日から運動療法を行わせる。
3.整復されず数週間経過した脱臼を陳旧性脱臼という。
4.脱臼と骨折とが合併したものを複雑脱臼という。
 
問題22 正しいのはどれか。
1.随意性脱臼とは患者が意識的に脱臼、整復できるものをいう。
2.外傷性脱臼の大部分は直達外力により起こる。
3.膝蓋骨脱臼は外側側副靭帯が強いために起こる。
4.股関節の中心性脱臼は骨頭の骨折を合併している。
 
問題23 脱臼について誤っているのはどれか。
1.多くは介が達外力によって発生する。
2.外傷性脱臼の中で肩鎖関節脱臼が最も多い。
3.顎関節脱臼は関節包内脱臼である。
4.ボタン穴機構は軟部組織により脱臼骨頭が絞扼される。
 
問題24 脱臼について正しいのはどれか。
1.習慣性脱臼は肘関節に多い。
2.介達外力による脱臼は比較的少ない。
3.一般に捻挫の多い関節に発生する。
4.症状の一つに弾発性固定がある。
 
問題25 外傷性膝関節脱臼について誤っているのはどれか。
1.側方脱臼の頻度が最も高い。
2.膝窩動脈の損傷を伴うことが多い。
3.後方脱臼は膝関節屈曲位で脛骨上端が前方から圧迫されて起こる。
4.回旋脱臼は膝関節が捻転して起こる脱臼である。
 
問題26 骨折の固定について誤っているのはどれか。
1.再転位の防止を目的に行う。
2.長期間厳重な緊縛包帯を行う。
3.骨折部の上下関係を含んで行う。
4.良肢位を原則とする。 
 
問題27 顎関節前方脱臼について正しいのはどれか。
1.男性に多い。
2.下顎歯列が前方へ移動する。
3.反復性(習慣性)脱臼にはならない。
4.側頭下顎靭帯が断裂する。
 
問題28 肩関節脱臼について正しいのはどれか。
a.上方、下方および後方脱臼に分類される。
b.関節部が階段状に変形する。
c.烏口鎖骨靭帯が完全断裂したものは第二型である。
d.変形治癒を残すことは少ない。
 
1、a,b 2、a,d 3、b,c 4、c,d
 
問題29 肩関節前方脱臼と誤りやすいのはどれか。
1.上腕骨外科頚内転骨折
2.上腕骨外科頚外転骨折
3.大結節単独骨折
4.小結節単独骨折
 
問題30 肩関節烏口下脱臼について正しいのはどれか。
1.上腕は内転位に弾発性に固定される。
2.骨頭はモーレンハイム窩に移動する。
3.関節窩が大きいために多発する。
4.整復後8週間の固定を要する。
 
 
問題31 肩関節脱臼について誤っているのはどれか。
a.上腕の外転と外旋とが強く働く場合に多く発生する。
b.烏口下脱臼が最も多い。
c.上腕骨外科頚骨折の合併が最も多い。
d.脱臼整復直後から肩関節運動を行う。
 
1、a,b 2、a,d 3、b,c 4、c,d
 
問題32 肘関節脱臼について正しいのはどれか。
1.後方、前方、側方、および上方脱臼に分類される。
2.後方脱臼では前腕は仮性延長してみえる。
3.合併症の一つに尺骨神経麻痺がある。
4.受傷直後から骨化性筋炎の可能性がある。
 
問題33 肘関節脱臼について正しいのはどれか。
1.肘頭内方偏位
2.肘頭外方偏位
3.肘頭低位
4.肘頭高位
 
問題34 正しいのはどれか。
1.月状骨脱臼は高齢の女性が多い。
2.月状骨脱臼では正中神経を圧迫することが多い。
3.指節間関節脱臼は掌側脱臼が多い。
4.中手指節関節脱臼は掌側脱臼が多い。
 
問題35 第1中手指節関節脱臼について誤っているのはどれか。
1.背側脱臼が多い。
2.種子骨が介入したものを複雑脱臼という。
3.垂直脱臼ではZ字状の変形を呈する。
4.固定期間は通常2週間程度を要する。
 
問題36 膝蓋骨脱臼について正しいのはどれか。
1.内方脱臼が多い。
2.水平脱臼は非観血的療法の適応である。
3.外方脱臼は反復性(習慣性)脱臼になりやすい。
4.回転(反転)脱臼とは膝蓋骨が90度回転したものである。
 
問題37 膝関節側副靭帯損傷について正しいのはどれか。
1.外側側副靭帯損傷の発生頻度が高い。
2.前方引き出し徴候が陽性となる。
3.完全断裂では膝の側方動揺性が著明となる。
4.膝関節の嵌頓症状が現れる。
 
問題38 基本包帯法の別名について誤っているのはどれか。
1.亀甲帯-扇状帯
2.螺旋帯-折転帯
3.三角帯-三節帯
4.麦穂帯-人字帯
 
問題39 アキレス腱断裂について正しいのはどれか。
1.起立歩行が不能となる。
2.足関節の自動底屈運動が不能となる。
3.下腿三頭筋から腱へ移行する部位に好発する。
4.トンプソンテストで足関節の底屈がみられない。
 
問題40 前距腓靭帯断裂について誤っているのはどれか。
1.足関節に強い内がえし力が加わって発生する。
2.内がえし位を強制すると強い痛みを誘発する。
3.足関節の背屈が不能となる。
4.外果前方に限局性圧痛を認める。
 
問題41 鎖骨骨折について正しいのはどれか。
a.小児では第三骨片を生じることが多い。
b.直達外力によって多く発生する。
c.繰り返し整復を行うと治癒が遷延する。
d.整復位固定保持が困難である。
 
1、a,b 2、a,d 3、b,c 4、c,d
 
 
問題42 誤っているのはどれか。
1.フォルクマン拘縮は緊縛包帯で助長される。
2.遅発性尺骨神経麻痺の原因として上腕骨外顆骨折がある。
3.上腕骨内顆骨折は老人に多発する。
4.上腕骨内上顆骨折は急激な肘関節の外転強制が原因となる。
 
問題43 大腿骨頚部内側骨折の合併症で誤っているのはどれか。
1.沈下性肺炎
2.過剰仮骨
3.骨頭壊死
4.褥瘡
 
問題44 鎖骨骨折の固定法として適切でないのはどれか。
1.8字帯固定法
2.T字状副子固定法
3.ハンギングキャスト法
4.バンド固定法
 
問題45 下腿骨下端部骨折はどれか。
a.スチーダ(Stieda)骨折
b.デュピュイトレン(Dupuytren)骨折
c.コットン(Cotton)骨折
d.フランスヒール(France heel)骨折
 
1、a,b 2、a,d 3、b,c 4、c,d
 
問題46 脛骨の骨折について誤っているのはどれか。
1.PTBキャストは長期臥床を要する。
2.スポーツなどによる疲労骨折が生じる。
3.中下1/3境界部の骨折は遷延治癒になりやすい。
4.皮下軟部組織が少ないため複雑骨折となりやすい。
 
問題47 コッヘル法の整復順序で正しいのはどれか。
1.上腕の内転→内旋→前方挙上→外転外旋
2.上腕の内転→外旋→前方挙上→内転内旋
3.上腕の外転→内旋→前方挙上→外転外旋
4.上腕の外転→外旋→前方挙上→内転内旋
 
問題48 肘内障について誤っているのはどれか。
1.腕尺関節の亜脱臼である。
2.前腕は回内位を呈する。
3.上肢全体を動かさないことが多い。
4.0~5歳の乳幼児に多い。
 
問題49 腱板損傷で出現するのはどれか。
a.挙上時の雑音(クレピタス)
b.ドロップアームサイン
c.アドソンテスト陽性
d.スピードテスト陽性
 
1、a,b 2、a,d 3、b,c 4、c,d
 
問題50 手関節は背屈不能で考えられるのはどれか。
1.筋皮神経麻痺
2.正中神経麻痺
3.尺骨神経麻痺
4.橈骨神経麻痺

柔道整復師国家試験 第2回 柔道整復理論 解答

問題1 ①
問題2 ④
問題3 ①
問題4 ④
問題5 ①
問題6 ①
問題7 ③
問題8 ③
問題9 ④
問題10 ②
問題11 ①
問題12 ②
問題13 ①
問題14 ④
問題15 ③
問題16 ②
問題17 ①
問題18 ④
問題19 ③
問題20 ③
問題21 ③
問題22 ①
問題23 ②
問題24 ④
問題25 ①
問題26 ②
問題27 ②
問題28 ①
問題29 ②
問題30 ②
問題31 ④
問題32 ③
問題33 ④
問題34 ②
問題35 ②
問題36 ③
問題37 ③
問題38 ②
問題39 ④
問題40 ③
問題41 ④
問題42 ③
問題43 ②
問題44 ③
問題45 ③
問題46 ①
問題47 ②
問題48 ①
問題49 ①
問題50 ④

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